思い出はちゃんと残しておきたい
せっかくの世界一周なので、目の前に広がる景色を切り取って、帰国したら家族や友人にも見せたいもの。けれど、過去に旅先で感動したはずの風景が、スマホで切り取るとなぜか伝わらないというニガい経験もある。どうせなら色々な方法で記録したい。そんなわけで今回は、持っていくカメラ機材について書いてみる。
持っていくことにしたのは3種類、一眼カメラ(Nikon D5600+広角レンズ)、360度カメラ(RICOH THETA)、アクションカメラ(Gopro HERO7)。それぞれ予備バッテリーも。三脚はかさばるので、機内に持ち込める60センチ以内の一脚と、三本足(トリポッド)を1セット持っていった。
①一眼カメラ(Nikon D5600+広角レンズ)
荷物がかさばることを考え、レンズは軽めの超広角1本だけ持っていくことにし、AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR(メーカーHP)を選んだ。これならば被写体から遠ざかることなく、全体を切り取って雰囲気を1枚に切り取ることができるかなと。(iPhone11に代表されるようにスマホのカメラも超広角で撮れる時代が徐々に来ているので、あとは本人のこだわり次第しれない)
②360度カメラ(RICOH THETA V)
目の前に広がっている風景を全部収めたい、という場面も出てくるだろうことを見越して、360度画像は、RICOHの専用ページに無料でアップロードできるので、生成されたURLをブログなどでシェアできる。LINEも対応しているので、友人に画像を送れば、スマホを360度好きな方向に傾けてもらって雰囲気を伝えることもできる。4K動画を取ることもできるので、YoutubeやFacebookにアップすると、反応も普段よりにぎやかで、撮りがいがある。
もしもPlaystationVRやOculus(オキュラス)のようなVRゴーグルを持っていれば、風景を現地で切り取り、帰宅してからゴーグルをかぶり、再び旅行に行ったような臨場感を楽しむことができる(この楽しみ方については、別の機会に紹介したいと思う)。
③アクションカメラ(Gopro Hero7)
今回の旅のために新たに購入したのがGopro Hero7。いわゆるアクションカメラと呼ばれるもので、バイクや動物に乗ったまま撮影しても、画面がブレることなくスムーズな動画を撮ることができる。1時間ほど撮影するとバッテリーが切れてしまうのが難点なので、同時に2個充電できるデュアルチャージャーとバッテリー3個を持っていく。
参考:スマートフォンのカメラ
とっさに撮りたくなったけどカメラを出す余裕がない時はスマホを活用する。治安が悪くて一眼カメラを出すと盗まれる可能性がある場所などで、パッと撮って(一旦安全な場所に)逃げるようにしたい。例えば、スリ被害が多いことで知られるイタリア・ローマでジェラートを食べるような場面……。このほか、機内に持ち込める60センチ以内の一脚と、三本足を1セット持っていく。
おそらく電源のとれない場所がいくつか生じるので、一括して充電できるように蛸足コンセントを持っていく。USBケーブルは、タイプB、タイプC、BtoC、SDカードリーダーも。パソコンは旅行記録&データバックアップ用。以前オリンピックの取材で海外に1ヵ月出張した時の持ち物をベースにしてみた。