結局前日までバタバタしてしまった
数日前から計画的に進めていたはずのパッキングは、持っていたスーツケースに荷物が入りきらないことから直前に1サイズ大きなものを購入するなどして、結局バタバタに。出発当日の朝3時まで寝られませんでしたが、さすがに一睡もせずに出るのは危ないと思い、数時間仮眠しました。
40日も部屋を留守にするので、忘れ物がないか?ガスの元栓を閉めたか?など些細なことが気になります。二度三度と部屋を見回し、一人暮らしのワンルームに「行ってきます」と声をかけました。搭乗の2時間ほど前に羽田空港に到着。チェックインカウンターの前に三脚を立てて、記念に写真を撮りました(周りのお客さんに怪しい目で見られる)
日本人の世界一周では、ワンワールドやスターアライアンスを使う方が多いと思いますが、今回はモンゴルに行くためにスカイチームを使います(経緯はこちら)。大韓航空のSKY PRIORITYの列に並び、人生初のビジネスクラスでチェックイン。預け荷物は、追加料金のかからない20kgジャストでした(半分ぐらいは食料なのでだんだん減っていく計算)
KALが提携しているJALのサクララウンジで飛行機を待ちます。大学時代の貧乏旅行時「いつかあのラウンジを使ってやる」と思っていただけにテンションが上がる…。牛肉しか入っていないカレーなどを食べ、貧乏癖から棚に置かれている日本酒やウイスキーを1種類ずつ飲むなどして酔っぱらいました。結局、ファイナルコール直前までくつろいで、優先搭乗なるものを味わわずに、飛行機に乗り込みました。
Haneda Sakura Lounge, Tokyo, Japan #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ボーディングブリッジを渡った後、いつもは劣等感にさいなまれます。羨望のまなざしでビジネスクラスを通り過ぎ、プレミアムエコノミーを通り過ぎ、すし詰めのエコノミークラスに落ち込んだ気分でたどり着くからです。でも今回はビジネスクラス。座席のサイズがエコノミーの1.5倍ほどあり、こんな贅沢をしていいのだろうか?などと田舎者っぽいことを考えていたら、飛行機は羽田を離陸していました。
機内では、座席を傾けてみたり、戻してみたりと子どもみたいにソワソワした動きを繰り返し、隣の席のおっさんから挙動不審に見られます。機内食は洋風か韓国風が選べて、ビビンバを頼んでみました。さすが隣国だけあって、味は日本人の好みに近いです。タラのスープが海鮮出汁が利いていて美味。ゴマ油とコチュジャンがチューブに入っていて、それぞれお好みでかけられるようになっていました。
パシャパシャと写真を撮っているうちに、飛行機は着陸態勢に。羽田から3時間弱でソウル中心部の金浦国際空港に到着しました。モンゴル・ウランバートル行きの便は郊外の仁川国際空港から夜に出るので、半日かけてソウルをトランジット観光するというプラン。イミグレを通過し地下通路を歩いていると、コンコースにゴツゴツとした岩の模型が…。なんと書いてあるか分からないですが、竹島だというのはすぐに気づきました。
領土問題に触れると長くなるので省略します。さらに数百メートル歩いて、空港連絡鉄道(AREX)の券売機へ。SUICAみたいな交通系ICカード(TMONEY)を購入。キャラクターのストラップ型のものもあり、LINEのブラウンが15000ウォンで思わず買ってしまいました。日本もピカチュウ型のSUICAとか作ればいいのになと思いつつ。そんなわけでソウル市街に向かいます。(つづく)
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