乗り換えの甲府駅は滞在1時間半だったのにワイン5杯もテイスティングしてしまった

あらすじ
普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」が余っていたので1泊2日で甲信越酔っぱらいの旅に出かけました。1日目は中央線下りに乗って甲府駅で乗り換え。まずはワインを…

午前中からワインテイスティングできる

甲府駅から徒歩5分ほどの所にある商業施設「甲州夢小路」は、公式HPによると古民家を移築するなどして明治・大正・昭和の甲府の城下町を再現しているらしい。1階にある「甲州ワイン蔵」では午前中からテイスティングができてしまう。銘柄が分からないので、おすすめされた赤白のワインをそれぞれいただく。

近くには皇室御用達のワイナリーも

甲州夢小路からさらに徒歩5分ほどの場所に、ワイナリー「サドヤ」がある。もともとは油屋を営んでいたそうなのだが、大正時代に時代の移り変わりから洋酒販売を始め、そのうちワインも作り始めたそう。戦後には皇太子殿下(現在の上皇陛下)がお見えになり、皇室御用達として甲州ワインの知名度を上げたらしい。広い敷地内にはワイナリー、レストランなどが併設されていて、土日はにぎわうらしい。平日はワイナリー見学ができないとのことで、この日テイスティングだけ。

「ブドウの収穫年によってワインの味が違う」なんて本当なんだろうか?と疑っていたのだが、実際に豊作とされる年(2002年)のワインと、並みだった年のブレンドワインを飲み比べてみると、たしかに風味からして違う。山梨県ワイン酒造組合のWebサイトには、収穫年別の品質も紹介されていて面白い。雨が降ればいいというわけではなく、適度な日照量や乾燥が成熟には欠かせないらしい。計5杯も飲んで酔っ払ってしまいながら、松本行きの普通列車に飛び乗ったのだった。

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